『風力発電の被害』を増刷しました。

h23年11月に畑地区の谷口さんから電話で被害の連絡があってから、2016年に亡くなるまでのことを書いています。風力発電の被害とは何か? 由良町で実際に体験したことばかりです。最近、各地で風力反対運動らしきものがありますが、御用学者や常連講師を招いての被害隠ぺいのトリックになっています。原発の時と同じです。

地球温暖化防止、気候変動の危機、カーボンニュートラル、といったスローガンをキーワードにして、これでもか、と再エネを賛美するのです。自然エネルギーだというのです。不安を煽り、夢のようなクリーンエネルギー論を振りまいていく。グリーン政策だというらしい。しかしどんなに美しい言葉を使って説明しても、日本には四季があり、天気は毎日のようにコロコロと変わっていく。

天気次第、風任せの風力や太陽光では、その電気とやらは使い物にはならないだろう。風速10m/秒の風なんかどこに吹いているんや。やはりここでも人々の無関心が被害を拡大させている。いや、地域の人々を使って、被害者を弾圧して殺していたのだ。「考える会」などという全国展開の仕掛けよ。風力発電と環境運動家はセットになっていた。

結局は環境省の報告書と同じ意味のことを言っているだけだったのだ。風力発電の低周波被害を否定して隠ぺいする御用学者の論理に収斂している。私はカルトだと思っている。少し前のオーム真理教のように、あるはずのない現象を真に受けているようなのだ。例えば「水は燃えるんです」とか、水素は無限のエネルギーだとか、フリーエネルギーだとか、エセ科学としか思えない論理を信じ込んでいる。

これが再エネの正体だと思うのだ。伊豆や伊方の風力被害に始まり、今や全国展開している風力発電の被害です。世界では、とうに「Stop wind turbines !」といった抗議運動が各地で起こっています。日本には一つもない。ぜひ本当の被害に気が付いてほしいのです。由良町からの報告です。