キツネとタヌキの化かしあいか。

いつもの産経記事だから太鼓叩きでしかないんだが、「再生エネ拡大で雇用生み出す」と見出しに書くあたり、アホに付けるクスリはない、と腹が立つのだ。これが世界中で同じように展開されているという。以前、プーチンとトランプが歩調をそろえて地球温暖化対策に疑念の言葉を示していた。

私はそうだろうなと思って、日本の現状と比較したものよ。私は、なぜ日本には再エネ推進に反対する政治家がいないのか不思議でならない。風力発電のように被害者を否定して弾圧する議員さんばかりだ。被害者はたまったものじゃない。この辺に、どうも分かっていながらキツネとタヌキの化かしあいがバランスしているように思えるのだ。

風力でも太陽光でも、それで何かを生産することはない。ほとんど役に立っていなかった、というのが実態だと考えている。由良町の風力発電のように、風もないのに風車が回っている。なんて馬鹿げたデモンストレーションもあるだろう。ハウステンボスの観光用風車と同じで、電気仕掛けで回していたのだ。

それを「ここは風況が良いですから」といつものセリフが繰り返される。金儲けのダシよな。添付の書籍のように、地球温暖化、気候変動というスローガンに「違う」と警告する学者は多くいる。前ページに書いた、杉山大志さんもそうだろう。さらに風力被害者を否定して弾圧する仕組みも確立されている。

風力裁判でも、それが国家ぐるみの作戦だということが明らかにされた。被害者はヒツジ、生贄なのだった。被害者を見て笑い喜ぶ人たちの醜さよ。社会が破壊されていることに気が付く人は日本には誰もいない。海外なら普通に「Stop wind turbine」と言って地域の人々が抗議運動をしている。これが差やな、と私は驚いたのだ。

全国には風力計画に反対する人がいる。しかしその人たちは絶対に今現在の風力被害者を助けようなんて気持ちはこれっぽちもない。風力被害者なんてアホなのさ。私たちはそうはなりたくない、と公然と言い放つ。被害者の方もヘンになっているから卑屈に笑いを浮かべるだけだ。「私たちは風力発電には反対ではありません」とさ。

地獄絵のような被害を受けても、いや、そうだからこそ、被害者は消されてきたのだよ。