論点がズレている。被害者の隠ぺい

記事にある地図を見ると、なんと風力発電だらけだよ。秋田では風力発電が金の生る木だと信じているらしい。わずかだが、風力被害にあって苦しんでいる、という情報を聞いている。しかし、いつものようにきれいに消されている。私のページ2019.2/22日、3/2日、3/3日、には北欧フィンランドで、15㎞離れても風力発電の低周波で健康被害にあっている調査報告書を紹介した。

2019.3/11日付けには、アメリカの物理学誌JGRによる観測結果を紹介した。なんと観測結果は、90㎞離れても、風力発電独特の低周波を明確に観測したと報告している。それじゃ、秋田県には風力被害者はいないのか。いないはずはないんだが、カネの方が大事だということだ。カネほど有難いことはない。なんせ生活が懸かっている。

産経記事は、再エネ狂だから、何が何でも被害は認めない。提灯記事が仕事よ。記事の結論は「議論すべきだ」となる。「考える会」と同じシステムだということが分かる。思考停止を堂々と書く。風力発電とは何か? という疑問点がないのだよ。この記事に「土砂崩れが心配です」というくだりはない。もともと石油が出たり、ガスがある地域なのだ。やりっぱなしよ。文句を言う奴はいない。人口も少ないしね。

風力発電の低周波被害で、伊豆や伊方、由良町で、被害者たちがどうなったかを知っている人もいるだろう。それを笑いものにして喜ぶのが環境運動家たちだ。ヨーロッパの「緑の党」に見られる環境運動とは少し違うところだ。日本の方が質が悪いのは言うまでもない。風力事業とセットになっていたのだから。風力発電の何が悪いのか? もう明らかではないか。

こんなオッサンのアホ話に、なんで誰も怒らないのか、それが不思議なのだ。古田武彦が書いたように、日本には支配の仕組みがある。支配地域は自由にコントロールされるのだ。今は、誰が風力発電で笑っているのか。あの戦争の時と同じやり方になっている。「お国のために」だって。風力発電に反対しよう。ヨーロッパやアメリカでは、市民が堂々と抗議運動をやっている。

日本だけ、エセ反対運動に騙されている。「考える会」なんて何を考えるんや。Stop、止めろ、しかないやろう。その言葉はどこにもない。政治は機能しない。幕末と同じで、草莽崛起、地域の人々が被害に気が付いて、バカバカしい風力発電を止めさせるしかない。莫大な費用を支払っているのは私たちなんやで。