家畜泥棒の件

私も子牛を飼っていたことがあるので、それが盗まれたら、どんなに腹が立つかよくわかります。果樹農家でも、蜜柑や梨が大量に盗まれることがある。梅農家なんかでも、塩漬けにして、商品になる手前で盗られてしまう事件がニュースになっている。百姓は、わりと世間知らずでアホやからね。目の前で盗られても、怒ることさえできないでいる。

私は国道42号線沿いで、100円売り場をやっているけれど、コンテナに入ったまま、大量に蜜柑が盗まれるからね。泥棒は、当然の様に盗んでいく。ひどいものよ。さて家畜泥棒の件よ。私は写真にあるように、イノシシを捕って食べている。30㎏位のものが料理しやすくて、肉も柔らかい。

これが50㎏を超える大物になると、心臓もドッチボールのように大きくて、肉も硬い。鹿も同じだ。角が大きな三つ又になると、硬くて食べられない。この記事には子豚や子牛だと書いてある。処理しやすいからだろう。それと大量に盗んでいるから、消費する組織があるんだろう。と言うのも、肉は保存できないからだ。試しに半年、冷凍庫で保存してみるがいい。

油が酸化したようにマズくて食べられなくなる。つまり、蜜柑や梨と同じで、すぐに消費できる当てがあるんだ。記事には正規のルートでは販売が難しいと書いてあるが、なんにでも裏ルートはある。以前、牛の血を混ぜた豚肉を、牛肉のように見せて販売したという笑える記事もあった。それと外国人グループの関連も言われている。

彼らはネットワークを持っていて、家畜の処理にも通じているだろう。たくさん食べるから670頭などすぐに消費してしまうかもしれない。警察は何をしているんだということだ。今、稲の刈り取りの季節だが、毎年のように米泥棒がニュースになっている。米なんか、関係者だけの世界だから調べればすぐに分かりそうなものだが、検挙された話はあまり聞かない。

百姓はアホにされているのだ。泥棒が公然となると、社会は崩壊する。私は風力発電のスラップ訴訟で、5度も6度も取り調べを受けたが、警察は暇なのだ。なんとやくざな世界よ、と私は思いましたよ。だって、谷口さんら被害者が、何度も風力被害を訴えて御坊警察に行ったのに、知らん顔して、「由良さん、あなただけですよ」と言うのだ。すごい弾圧やね。

由良町役場の対応と同じだよ。すべての風力被害者は、「あんただけだよ」と言われて拒否されていたのだ。同じように、家畜泥棒でも、知らんふりの通達があるのかもしれない。それが外国人であっても、ガス抜きとして必要な犯罪だと勘違いしているかもしれんで。泥棒も悪いが警察も悪い。