石炭火力の実力よな。

答えは初めからあって、業界の人なら当たり前すぎて、説明を怠ってきたと言うことだ。日本ではすぐに、ドイツのこと、アメリカのことを例にするけれど、かの国には石炭もガスもドツサリあるのだ。ご自分の足元も見ずに、よその国をうらやんでも始まらない。かつては日本にもたくさんの炭鉱があったではないか。

今でも掘ろうと思えば、多少の生産は見込めるんでしょ? それと同じで、世界中にはまんべんなく、というほどではないけれど、あちこちに石炭が埋蔵されている。もともとが植物だったというから、バイオマス・エネルギーだよ。サンケイも、たまにはまともな記事を書くではないか。無理に石油や原子力に固執しないでも、安上がりで安全な石炭がある。

石炭を燃やすと黒い煙が出る。蒸気機関車を子供の時代に見ているから、排気ガスが問題になることも分かる。しかし、煤と臭い、さえ取り除ければ、二酸化炭素はそんなに気にしなくてよいのではないか。ビールでもサイダーでも、あの美味い泡は、二酸化炭素だろう。私の大好きなドブロクだって、独特の香りがたまらない。何か害があるなら、人間の本能として忌避するはずやで。

それを美味い、とてもいい香り、と感じる本能は何なのか。矛盾しているとは思わないか。地球温暖化説のデマに踊らされているからよ。最近日本でも、メガソーラー事業に対する嫌悪、反対運動が各地で起こっている。やっと一般市民にも再エネのバカらしさが伝わってきたらしい。風力発電は大企業、大手商社、有名大学、環境保護団体などがエコ利権村を構築して、カチンコチンに固まっている。

私の卒業した長岡技大など目も当てられない。生研の下請けよ。そして、あたかも風力反対という看板を見せながら、御用学者や常連講師を招いて「ドイツではうまくいっている」と繰り返している環境運動会よ。そして低周波被害を否定して、被害者を弾圧するのだ。世界中で「風力発電を止めろ」と抗議運動が起こっているのに、日本には一つもない。行政と環境運動は一体となって、相当な弾圧とプロパガンダを行っている。

環境運動家という狂信者を集めての宗教にまで付け上がってしまったのだ。水は燃えるんです、とか、百パーセント再エネの時代が来る、とか、現実と理想の区別がつかなくなった人たち。ナチズムと同じ連中やな、と私は思っている。低周波被害者を切り捨てて、排除するやり方は優生政策だ。明確に文章化して、「被害を訴えるものは精神疾患のもの」と書くんだから大したものよ。

さらに被害地域では、被害に苦しむものを虐待して喜んでいる。社会の崩壊が目的らしい。いつの間にか自由にコントロールされている。何でもできるんや、という政治目的なんだろうか。75年前の戦争のように、歯止めがかからなくなって破滅していくことのないように願っている。