低周波被害に法律的な根拠はない。

2/5日、和歌山検察庁に呼ばれて懲役刑か多額の賠償金になると告げられた。国の政策に対抗するとはこういうことか、と私は抗議した。そういうことだ、と検察官は言った。更に検察官は「低周波被害に法律的な根拠はない」と言い切った。そんなこと言ったって、風車病で私が苦しんでいる。

谷口さんたちも塗炭の苦しみの中で死んでいった。これは殺人事件だ、と私は言った。帰宅してから下関の裁判の結果を聞いてみた。添付記事にあるように、スラップ訴訟なのだ。私の件もまったく同じものだ。何が名誉棄損だよ。以前、コロンビア大の研究者から、風力発電と共に法律事務所が併設されている。

反対する者はコテンパンにやられることになると言われていた。そのとおりやね。下関市の情報では、風力に反対した人が、数百万円を支払って、おまけに懲役刑(執行猶予)までもらって決着したというのだ。カネは寄付で賄ったと言っていた。風力発電の低周波被害は、「低周波被害」が問題の核心だ。

その低周波被害に法律的な根拠はないと断定されると、何の話になるのか分からない。伊豆や伊方、由良町での風力被害者たちは、いったい何だったのだ、と憤りしかない。世界的にも風車病に対して抗議運動が巻き起こっている。この風力被害を否定する法律とは何なのかと考えるのだ。

ドイツの友人からのメールでは、太陽光発電が頭打ちとなり、陸と海で風力発電に舵を切った。おおもとの企業は複雑に隠されて分からなくされている。キャッシュフローの怪しさと書いている。政治が深く関与しているとも。日本では国の政策として、警察も検察も裁判所も、そして弁護士も、被害者を弾圧し、反対する者に罪科を与えて風力発電を推進する。

下関の風力反対運動では、もともとヘンな動きがあったので大変なんだろうと思っていた。前科を付けられたことで、収束するんだろうか。私はとりあえず控訴するつもりでいる。新聞記事をアップしただけで前科者にされてはかなわない。安政の大獄、蛮社の獄やね。

日本は、まだまだ封建時代のままなのだ。由良守應は二百叩きの刑を受けて和歌山から追放処分にされたという。そして伊藤博文や陸奥宗光らと出会い、明治維新を力いっぱい駆け抜ける。そういう時代だったのだ。今、インターネットを検索しても、風力発電の低周波被害を訴える人は私一人しかいない。

このページにはこれまでのニュースや貴重な文献がどっさり搭載されている。負けられないのだ。今の内に必要な個所はコピーしておいてください。収監されたら、たぶん見られなくなるだろう。士は以て弘毅ならざるべからず、そんな言葉を思っている。