四万十川の運動がすごいぞ

私の聞いた話では、この辺の人は公害とか、被害に関して、何も思わない人々ばかりだという噂でした。実際、近くの大月町の大洞山の風力被害では、何の抗議運動もしないし、ひたすらひれ伏してカネを拝むんだろうと思っていた。由良町ではそうだからね。

ところがこの記事では、四万十川流域のメガソーラーを断ったというのだ。twitterなどでは、景観破壊だけではなく、近隣の人々に電磁波被害、低周波被害が酷いことが散々に書かれている。

たぶん、これから、たくさんの風力発電が建設されると、凄まじい低周波被害があって、これと相性の良い電磁波が、さらに被害症状を深刻なものにするという危機感があったんだろう。この地域にはたくさんの人が住んでいる。金儲けのダシにされることを拒否したのだ。

腹黒い地域対策の魔の手があったことと思う。表に出ないだけで、人間関係はギクシャクしているだろう。ぜひ、伊豆や伊方はどうなったか、冷徹に見てほしい。役場に電話すると親切に教えてくれる。由良町でも同じ答えが聞ける。汐見文隆先生の本がよいと思う。

人の生活が一番大事なのだ。カネでも電気でもない。町の発展? 地域活性化? 自然エネルギー? アホな受け売りの言葉に惑わされてはいけません。健康に、豊かに暮らしていきたいと主張しようではないか。これが当たり前の判断だ、と賛辞を贈りたい。私は羨ましい。