国連COP25の正体

スペインのマドリードであったCOP25とは何だったのか。グレタさんや小泉環境相などの話題で、何が起きるんだろうかと楽しみに見ていた人も多いだろう。しかしヨーロッパやアメリカでは今、異常低温、寒波が押し寄せて大変なギャップになっている。

かつて台風が来るのも地球温暖化だ、雪が降るのも温暖化しているからだと真剣に語っていた学者やコメンテーターがいたものだが、この記事を見る限り、まったく政治的な産物であったと、今では多くの人が地球温暖化騒ぎの顛末を冷静に見ているようだ。

日本では、相変わらず海外のニュースは伝えない。再エネ賦課金の強制的な集金、それが年間に2.6兆円とも3.6兆円とも言われている。再エネに費やす資金は年間5兆円になるという。そしてこれまでに100兆円の資金を地球温暖化対策に投じたとされている。なんと日本の一年間の国家予算だよ。なんか成果があったのか。石油や石炭の使用が減ったのか。電気代が安くなったのか。すべてはウソだったのだ。

それでも風力発電の建設は止める気配はない。前ページに何度も記載したように、あのドイツでは、風力発電は何の役にも立っていないと証明されているのに。「ドイツに習え」「ドイツでは上手くいっている」という御用学者や御用運動家のホラ話は、今どうなっているんだろう。確か温暖化という言葉は、「気候変動」という言葉に置き換えられている。

地球は暖かくなったり寒くなったりしていることは、これまでの歴史を見ても当たり前のことではないか。別段、珍しい事ではない。それがなんで再エネ、原発推進になるのか、それがおかしいのだ。さらに電気代に上乗せされて請求される賦課金という意味不明な多額の資金よ。なにも生産することのない、カネだけの話よ。

いったい何に使っているのか、誰も知らない。地球温暖化論は、極めて政治的なものだというけれど、ここまでくれば政治でも何でもない。その昔、マルクス共産主義が広まって、自由主義社会が衰退するというのと同じ現象か。イデオロギーなんてこんなものよ。日本人ってさ、こんな国際的な陰謀にホントに弱いね。

私は土木の設計をしていたけれど、イギリスのビオトープ、それからアメニティ、何のことかも分からずにウォーターフロントだと言ってみたり、物真似ばかりしていた気がする。この記事は、他の新聞やテレビでは決して伝えることはない。けれども世界的な常識だと、私は思っている。日本では世界の常識は伝えない。情報を遮断して、大本営発表のウソ八百を繰り返す。

ヨーロッパ人だけでなく、China人にもバカにされている。バカにされるとどうなるか。対等に話ができなくなるのよ。どうでもいいけど、由良町の山々にある21基の風力発電を撤去してくれ。被害者の谷口さんは亡くなるまで、加害者の皆さんを恨んでいたで。自らの苦しさを記事にして投稿したり、全国の風力被害地にこの狂気を伝えていました。なんで笑いものにできようか。