洋上風力は大変だ。

下関の洋上風力は、安倍首相の地元なのでヤラセだと思っているが、漁師の人たちもご苦労なことだと感じている。御坊市周辺でも同じことです。沿岸にはたくさんの人が暮らしています。

私は低周波音被害を訴えていますが、シャドウフリッカーといって、羽根の回転によって、太陽の光がピカピカと点滅する被害があります。普通の人でも気が狂うと恐れられています。癲癇(てんかん)の人なら、すぐにダメでしょう。

h23年の環境省の報告書にあるように、「精神疾患のもの」として排除されますね。私は、その前に町自体が破壊されると予測しています。前ページでは、ドイツの抗議運動を紹介しました。

日本の行政や環境運動家たちは「ドイツに習え」「ドイツでは上手くいっている」と繰り返していますが、すべてウソだということが分かります。ドイツでも風車が建設されるところは、それなりの所です。日本もそうでしょ。

私が今、心配しているのは御坊市周辺では誰も風力発電に反対していないことです。由良町で、ものすごい被害があったことは皆さん知っているはずなのに、誰もが知らん顔しています。

少し前、私は周辺の漁師に風力被害の資料を配ったけれど、もうアホらしくて行くことはないでしょう。早い話が、「囚人と看守」という心理実験を知っているでしょ。囚人役になった人は、とても卑屈な態度を取るようになった。

一方、看守役の人は、とても尊大なエラそうな態度を取るようになった。畑地区では、21基の風力発電の真下で、「私たちは風力発電には反対ではありません」と言って喜んでいる。私一人が貧乏くじを引くことになった。

いや、苦しみながら死んでいった人たちがいたから、その辺は複雑なことになっている。だからこそ、地域の人の中には洞察力のある人もいて、意見の一つも言ったらいいのに、と残念な落胆した気持ちがある。

高さ200mの巨大な風力発電が建設されて、風車が回り始めたら、どういうことになるのか、誰もが知らん顔している。私は村八分、いや完全拒否されているようだ。みなさん、正気を取り戻しませんか。