中型風力発電蔓延の恐れ

小林先生からの情報です。

H.20年、畑地区の谷口さん宅の頭上に建設されたのは1000kw、16基でした。距離は700mですが、裏山の上に建設されたので、まるで真上のように感じるのです。被害者にとっては、恐怖のシンボルでした。2018.5/2日のページには、『女ひとり 孤独の叫び』と題した平家けい子さんの本を紹介しました。

オモチャの様な小さな風力発電でも、これだけの悲惨な低周波被害が引き起こされるという事件でした。なぜかというと、youtubeに、私が測定した低周波測定の動画をアップしているのを見ると分かります。波長2Hzの所の棒グラフが、音圧30dbも上下して繰り返し変動しています。波長2Hzとは、波の長さが170mあります。

住宅はすっぽりと入りますから防ぐことはできません。音圧30dbとは、対数表示ですから、エネルギーで1000倍の変動があることを示しています。気圧変動を繰り返しているのです。この気圧変動、空気振動に耐えられない人が風車病、低周波被害者となって苦しむことになります。

歳を取って体が弱ってきた人、病気で体調の悪い人、私のようなデジタル音とアナログ音の違いが分かる敏感者、幼児が被害に遭います。環境省や風力業者は被害を否定していますが、被害地域で被害者の苦しみを実際に聞いてみると、それは本当の被害だということが誰にでも分かります。風力発電が出来たから、こんな苦しみに襲われるようになった、と被害者ならだれでも訴えます。

しかし、ここで人間の残酷さがあらわになります。「被害が国により認められることはない」、と伝えられて金になると分かった瞬間、少数の被害者を弾圧して黙らせて、エコ利権にたかるのです。中には被害を受けて弱者となった人を、これでもかと虐待して喜ぶ人が出てきました。

「他人の不幸は蜜の味」こんな甘美な世界もありません。由良町役場の職員や議員たちは、嬉々として被害者を汚く罵り、被害を否定したのです。地域の被害に遭わなかった人たちも、被害者を差別してアホにして嫌悪しました。非道な地域対策が行われました。判で押したような同じ言葉、同じ話し方で被害に苦しむ人を追い詰めて殺しました。

前記の平家けい子さんは、生きて逃げられただけよかったのだ。伊豆半島でも、下津町でもたくさんの被害者が自宅を捨てて逃げた。いや、追われたのだ。

以下、小林先生の忠告です。

中型風力発電蔓延の恐れ

今日の環境ビジネスに「中型風力発電」の投資利回りがよいとのニュースが載っていました。

大型風力発電よりもエネルギー規模は当然小さいでしょうが、居住地により近い距離に建設されれば、新たな低周波音被害が頻発する恐れがあります。要注目!

小林