よく聞いてください。風力発電被害の原則は二つあります。

最近、あちこちで「松井先生は風力に反対する立派な先生です」「彼を味方にしないようでどうしますか」「見方が違うだけだよ」といった話を聞きました。

私は汐見文隆医師の提起した低周波被害の根拠を信じています。この根拠、原則を否定することは、被害そのものを否定することになります。

何度も言います。①風力発電を止めた時と回転している時の差は明らかで、卓越した周波数がある。これが被害の原因である。②外因性の疾患である。風力発電が出来たから風車病、低周波空気振動症候群に苦しむようになった。内因性ではない。

私のページにも何度か書きました。2017.1/10日、2/24日、7/31日、8/7日、8/8日、(8/29日)

山田大邦先生の論文(2017.11/18日)が出ているので、今更、くどくは言いたくはない。しかしご一緒に風車建設反対と運動しているらしいと聞いたので、それが不思議でならない。まるで正反対の主張をしているのに。

松井論文では、H理論といって聞こえない低周波音は低減補正して20Hz以下はないものとしている。聞こえない音は影響しないとしている。この領域こそが被害を生ずる超低周波音なのに。

また、被害者は内耳に先天的な疾患を持っていると主張している。被害者に生まれつき原因があるとしている。外因性ではない、内因性だという。

この二つとも、環境省が低周波被害を否定する根拠にしているものだ。彼はそのメンバーとして委員を務めてきた経歴を持っている。たぶん今もそうでしょう。

風力発電建設に反対する人々にはいろんな人が参加している。スパイもいれば破壊工作員もいる。産廃反対運動を見ればわかるでしょう。産廃業者が反対運動をするのだから訳が分からない。スムーズに建設を推進することが目的なのです。

では松井氏とは何者なのか。風車反対運動の人々にご自身の書いた論文の趣旨を説明する義務があるのではないか。

また環境運動家の面々も、少しは学術論文?めいた彼の論文を読んで理解して発言してほしいものでした。低周波被害に苦しみながら自宅を捨てて引っ越した人、逃げられずに死んでいったアホな被害者たちのためにも、私には許せないことなのです。