風力発電の被害者に向けて

全国にはたくさんの風力発電が建設されて、その周辺では必ず低周波被害にあって苦しんでいる人がいることと思います。
非害を隠ぺいする仕掛けや仕組みが、予めたくさん用意されていて、被害者が抗議できなくなっていることにも気が付いたことでしょう。

医者ですら、被害の訴えを笑いものにして、まったく受け付けないのです。(汐見先生は別にして)
建設時の協定書がある地域、ない地域があることでしょう。こんなペテンの約束事は、あっても、なくても、同じことでした。ダマすことが目的であったのですから。

「双方が信頼関係をもって協議する」か。お人好しにもほどがある。いくら被害を訴えても「基準がない」という。専門の機関が測定して、問題はないという。再エネは国策だという。

私は、由良町議会の定例会で、連続して25回の一般質問を通じて、風力発電の被害を訴えてきました。たくさんの妨害、弾圧、悪口を受けてきました。
議員という人種は、一般人ではありませんから、その剣幕はすさまじいものです。ためしに町長答弁の録画を見てください。すべての理由がよくわかります。

私は当初から、被害者の訴えを聞いて、依頼されて、由良町役場に抗議してきました。被害者たちの切実な思いと、死ぬ前のか細い期待が、私の支えでした。

今、私は風力発電の低周波被害を訴えていますが、公害として大きく見渡すと、コンビニなどの冷暖房機やエコキュートなどの家庭用機器による被害まで、低周波問題は広がりを見せています。
もちろん汐見先生や小林先生がかかわった、鋼桁橋梁の被害もあります。

こちらはコンクリート橋が増えて、鋼桁橋でも振動を抑制した堅固な構造に対策がとられました。被害周波数も割と高いものだった。つまり遠くまで届かない。ブロックできる可能性があった。

これに比べると、風力発電の低周波は、被害成分が1㎐(波長340メートル)周辺で、3㎞離れても明瞭に、独特な波形が観測されます。強烈な気圧変動に曝されます。

先の尖った倍音(高調波)があって(卓越した周波数)、人に対して強く影響する性質を持っています。名器と言われるピアノやバイオリンは、絶妙な組み合わせの倍音があるそうです。

もともと低周波は、自然界には普通にあって、小川のせせらぎや、さざ波、山々の響きとして、私たちの心を癒すような音波でもあります。台風や大風の時には、恐ろしい「うなり」として聞こえます。

人の耳はそのようにできているのです。ですから巨大な風車が発する特異なピークを持った被害成分は、人の健康に害を与えます。
生理学的な証明は、Nina Pierpont医師や汐見先生が行っています。

風車は止まっていても有害な低周波を発しています。内部の電気機器、風、振動などにより、鉄パイプのタワーや羽が振動して、独特な波形の低周波を発しています。測定すれば証明されます。

「風車が止まった時のエラサ、苦しさは特別やな」と被害者たちは証言しています。被害の基準は、被害者にあるのです。行政にあるのではありません。苦しいから言っているのです。

風力発電の被害にあわれた方は、よく聞いてほしいのです。ダマされてはなりません。しっかりと自分というものをもって、自分で考えて、良いか悪いか、判断してください。
親切にされたから、やさしい言葉をかけられたから、友達でいたいから、それで黙っていますか。

風力発電事業は、もともと詐欺です。行政、業者、医者など、初めから分かっていたと思います。
少なくとも私は一般質問で25回も訴えたし、多くの被害者が直接に訴えたのですから。そして死んでいったのですから。「知らない」「関係ない」とは絶対に言えません。

伊豆や下津のように、逃げ出した人が結局、賢かった。後に残った人は、低周波による性格の変化や、洗脳に苦しみながら、ウソツキとまで言われるようになった。
たくさんの低周波被害者が苦しみながら死んでいった。それを笑いものにして喜んでいる町長や議員たち。どこでも同じ風景だと思う。

それでも私は、西郷隆盛や由良守應の人生を見て、最後まであきらめないことの大切さを信じています。「古来より、悪の栄えたためしはない」と。
水俣病は今も裁判をしていますが、どれだけの弾圧を受けてきたことか。行政は、「悪い」なんてことは思ってもいないことでしょう。

風力発電でも、同じ結果になると予測しています。死んだ人は帰ってこないけれど、踏み台くらいにはなるでしょう。少なくとも迫害したり、ダマしたりした人を恨んだ怨念は残っています。

再エネ促進賦課金は11%になっている。使いもしないのに、11%も余分に支払っている。1億人の人が,仮に300円支払ったとして、毎月300億円。1年で3.000億円か。誰が何に使っているんだろう。

低周波被害では、民主主義の数の論理を巧妙に使われた。

重症の被害者は、100人中、1人か2人。畑地区では狭い谷あいの集落なので、特に被害が多く出た。当初は被害を訴えながらも、「考える会」などの策略で簡単に隠蔽されてしまった。
このような地域を狙っての風力発電事業だった。

現在、風力発電だけではなく、あちこちに「ウソ」が充満しています。先日のNHKでは、がん治療で「自由診療」という名の悪徳を放送していました。
詐欺療法により、多くの患者がダマされて命を落としている、というものでした。

人の不安を煽って、金をだまし取っていました。それでも医者は罪にならない。道徳はなかった。
政治の世界では、ウソはもう日常会話になっています。中国や韓国、北朝鮮のウソ、アメリカやロシアのウソ、ウソツキばかりよ。もちろん日本もね。

とにかく、こんなウソに騙されないように戦うしかない。逃げ出すのもよいが、義を捨ててまで「知らない」「関係ない」では恥ずかしいではないか。
覚悟をもって、風力発電の低周波被害を訴えましょう。応援してください。行政の悪は明白なのですから。