風力発電に騙されるな。ウソを見破れ。

窪田泰さんからの問い合わせに返事しました。この文章はコンサルタント文です。
私も長年、建設コンサルタントをしてきましたので、文章の骨格と組み立て方を見ると、ずいぶん洗練されながら本質は変わらない悪行だということがよくわかります。

風力発電事業のアホらしさに、それに携わる程度の低い関係者に嫌悪しか感じません。文章を見ればわかります。一面的なのです。
一般の読者、人々が侮辱されているのです。典型的な広告文です。

この文の原典は、たぶんドイツ辺りの広告や論文です。同じ筋書きで日本にも輸入されて環境省や、経産省、農林水産省などにも使われています。
もちろん外郭団体や環境保護活動家なども同じ文脈にあります。コンサル文ですから便利なんです。

分の骨格がありますから、そのときの需要に応じて都合のよい情報を盛ればよいのですから。
この文章はあまりに典型的なので、バカバカしいとは思いながら少し指摘します。

①風力発電が有害な低周波を発することがどこにもありません。
②有害な低周波によって被害に苦しんでいる地域の人のことがありません。
③風車が騒音の最大の要因となっているわけではありません。と最後の文にある。

これこそ、由良町の畑地区や門前地区などで、由良町役場で、「国道を走る車の音が最大のものであった」とする全国で聞き飽きた主張なのです。周波数1Hz前後の低周波
被害を訴えているのに、「車の音がうるさいんだろう」もないやろ。

④「ドイツでは・」というお得意の文がある。日本の環境運動家や野鳥の会などがうれしそうに振りまく言葉です。
アホなドイツ礼賛は止めてくれ。カルトやで。
⑤健康被害や不動産価値の低下、という言葉もある。討論とか調査といった二面的メッセージも用意しているように装っている。
しかし低周波被害の言葉がないのに、根拠のない引っ掛けに過ぎないことはこれまでの風力事業の歴史が示している。

環境省が言うように基準もなければ規制もない。その予定もない。無責任な宙に浮いた説得なのです。被害者をよくも馬鹿にしてくれるものよ。
⑥チェルノブイリ、福島原発、と恐怖を煽っている。どの道、人の住める地域ではないのか。

それぞれの地域で人が豊かに楽しく暮らせることが目的であるのに、「大衆は無知である」というドイツ人の言葉を信じるか。

風力発電のイデオロギーを振りまき、誰も反対できない空気を作り出す。
低周波被害による頭痛や耳鳴り、吐き気やしんどさ、に苦しむ人々を弾圧して無視して、地域社会の人々がそれをあざ笑う。

こんな異常事態を日本の社会の良識が受け入れてよいはずはない。
このような文は、被害者側の私からすると、真面目に受け取るにはバカバカしく、苦しみながら死亡した被害者たちは、自分たちの被害の意味さえ理解できない体たらくでした。

そのような地域だからこそ、風力発電が建設されて、被害者が弾圧されて、亡くなっていったのです。
骨のある人、ぜひ、ご協力ください。
窪田さんからのメッセージ

この原典を探せないでしょうか?
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▼2017年5月15日▼風力発電の「受容」を高め持続可能な社会を目指す     環境ビジネスオンライン

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マルティン・ルター大学ハレ・ウィツテンベルク
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