風力発電の低周波音による被害者から

近所に風力発電の低周波被害者がいまして、1時間ほど話すことになりました。時期的には私と同じ、由良風力発電所2.000kw、5基が出来てからすぐのことらしいです。

その人は当時、子宮筋腫で体調が悪く、しばらく療養していたそうです。それで薬のせいかもしれないと判断を控えていたんだとか。
あるいは、歯医者に行った時など「風車のことは言ってはならない」と強く諭されたと言います。

知らない人が来て、住んでいる部屋にまで来て、「風力発電のことは言うな」と強く言われたと言います。
彼女はブラジル籍です。でも両親とも日本人ですから外見は同じ日本人です。生まれも育ちもブラジルなので考え方はブラジリアです。

かつて伊豆半島の風車被害者にも外国人がいて抗議していました。その人は退去して伊豆を去ったと聞いています。
【エリザベスさんの記事】週刊朝日

さて、私の近所の被害者ですが、近くの住人にも更年期症状で鬱症状に悩んでいる人がいると話してくれました。
もしかしたら風車の低周波が原因かもしれない。でも鬱で大変そうだから話しかけることもできない。と言っています。

「昼間は会社勤めでいないから分からないけれど、夜になると、ふと、部屋の空気が気持ち悪くて寝ていられない。
どうしてよいのか分からないほど低周波の「ワァッー」という響きのようなものが襲ってくる。」

「他にも風力発電の被害者はいるんでしょう。どうして、なぜ、被害を訴えないのですか。」と私に聞きます。
「御坊市の人たちはね、由良町には風車がたくさんあるからそこには住めない、と言ってるよ」と言います。

「畑地区の人たちは、よくあんなところで暮らしているな。どうなってるの? 」と言います。
私は、「金をもらっている。弾圧されて言ってはいけないようにされている。何度も抗議したけれど無視された。私の抗議を見て諦めている」と言いました。

「私たちも畑地区の人のようにお金をもらおうよ」と言います。
谷口さんはその金を拒否したのだ。と私が言うと、「それで、どうなった? 」と聞きます。

「最初は仲間になって楽しんで、それから村八分にされて苛められてバカにされて、死んでからも「癌で死んだんや」と言われ続けるだけよ」と私は言いました。
谷口語録のことは言いませんでした。なんで私が谷口語録を書かねばならなかったか。

ここまで話をするためには、信頼関係を築く必要がありました。谷口さんがよく言っていたように、「なんで皆が由良さんに話をしないか分かるか? あなたに原因があるんや」と。
自分で私の悪口を散々言っておいて、ホントによく言うよ。

たぶん、このままでは南伊豆町の外国人の被害者と同じことになります。
第三者から見ても、住めない町にしておいて、地域活性化事業もないやろ。

いくら協力金をもらったとて、奴隷状態で、段々に表情をなくしていく人々に、勝ち誇ってバカにする議員たち、役場職員たち、区長たち、私はいったい何をすればよいのか。

風力発電の低周波被害者では、誰も自分が死ぬとは思っていなかったでしょう。分かった時には自分が死んでいた。家族でさえ、その原因を否定している。
私も、ひどい被害者です。もう死にそうです。


由良様

由良町の被害者の話を聞かせていただいてありがとう。あなたのこのメールは資料として保存しておきます。

もし被害者の方にまた会う機会があったら、私の訳したピアポント第1章p12の下の方で、ピアポントがこういっていることを教えてあげてください

:「風力タービンの近くに住み、あなたの症状をページ中に見つけた人に:
あなたは狂ってもいなければ、(うそをついて)だまそうしているわけでもない。あなたの症状は、臨床的に本当で・・・本来は不必要なものだ。
風力開発者がさらにまっしぐらにプロジェクトを進めようとする間、不幸なあなたは、あなたを悩ませているものに医学が追いつくまで我慢しなければならないだろう。

その間に意見は言うべきだと私は助言する。ノイズの暴君The Tyranny of Noise
で、ロバート・アレックス・バロンは、”工業による音響廃棄物を受け入れること“はやめようといっている。」

つまり、由良町のこの被害者の人たちは、CO2削減にも何も役立っていない風力発電の産業廃棄物の1種、音響廃棄物に悩まされているのです。
由良町だけ見ていると不可能のように見えるけれど、全国に風力反対の世論を盛り上げて、こんな不当な事業はできるだけ早くやめさせましょう。

由良風力を停めさせてもいいです。関電も、電気利用者も誰も困らないでしょう(これは武田恵世を読めばわかります)。