風力発電の被害を訴えている人のニュースで​す。

以前から聞いていた愛知県田原市の風力発電被害の件です。
被害状況を視察して観測した人の話を聞くと、この被害者は、どうしても『風車騒音』と『低周波空気振動』の区別が付かないようだ、と困っていました。

それほどに風車の騒音がひどいんでしょう。でも、たぶん低周波の被害成分があるから頭痛がして家にいられないんだ、と私は推測しています。
視察した人の弁を引用しますと、

【低周波音被害は聞こえではありません。 被害は、凡そ40Hz以下の低域の周波数が加害していて、風力発電機からの低周波音は主に5Hz以下で発生しており、聞こえることはありません。

ところが、低域の空気振動は、強力なエネルギーを有していますから、周辺の軽量で不安定なモノを振動させ、例えば食器棚の中のお皿や、家具がガタツキ音を起こすことがあって、10Hz以上の周波数では、音圧レベルが高値になれば聞こえることもあります。

田原市の例は、その風力発電の被害においても稀なケースで、160~200Hzの騒音を生じていますが、騒音は低周波音をマスクする側です。
騒音が聞こえる、地盤振動がする、などと言って低周波音被害との区別がつかない間は、感覚公害なら工学士の出番だとなり、医師に声はかかりませんから、症例が医師に集積されることはなく、疾病としての社会的認知は得られません。】
ということでした。

私には、この地域の市会議員の言葉が忘れられません。
「風車の騒音被害など、市民運動家のすることでしょ。議員には、もっと議員としての仕事があるはずです」

颯爽としたエリート議員さんでしたが、その弁は、何と傲慢な、態度かと思いました。
市民が生活を破壊されて苦しんでいるのに、他にも被害者がいるのに、そのような市民生活は、市民運動に任せておけ。ワレワレハ、もっと偉いんだ、ということでした。

由良町では、私一人が風力発電の被害を訴えています。たくさんの惨めな被害者の有り様を見てきました。役場や議会は被害者を弾圧しています。

地域の人たちが総がかりで口封じをしています。隠蔽をしています。
風力発電は、有害な被害成分を持った低周波を発しています。行政は、被害のあることを知っていながら無視しています。羞じる心がないのです。

これは暴行傷害事件だと、私は考えています。
行政は、役場は、恥も外聞もなく被害を否定する。綺麗事を言って誤魔化すつもりです。利権と保身、これが原因です。