「風力発電の被害を考える会・わかやま」が会議開催

 5月15日、和歌山県庁本館の会議室にて、健康推進課、環境管理課、産業技術政策課を同時に集め、「風力発電の被害を考える会・わかやま」が会議を開催。
雑賀光夫県議、下津町の方、海南市議も出席して、密度の濃いやり取りになりました。
 
○ 下記添付資料のこれからの建設予定表には、なんと3.000kwの風力発電が30基も計画されている事業があることが判明。
 
○ 下津町大窪地区において、県環境課が測定した風力発電による低周波の測定結果が示されましたが、このグラフに、風力発電の影響のない場所での測定結果を記入してほしいとの提案がありました。
(例えば、高野山の山門付近で計ったグラフを記入してほしいとか。)
このグラフには、風力発電による独特の超低周波が計測されています。
 
○ 由良町において、日本気象協会が測定した報告書についても、言及がありました。報告書本編の測定資料集の中には、低周波を測定したものも含まれており、これにより、総論のところで、《一般的な住宅内に存在するレベルと変わりはない》、とは言えないとのことでした。
 測定データの中には、風車によると思われる低周波が測定されたものがあるということでした。
○ 由良町においても、県環境課が、下津町と同様に低周波を測定してもらいたいと要請。
○ 風力発電の被害状況、健康調査を至急、調査してもらいたいと要請。
 
 健康推進課の返事として、事業者の許可を得ないと実施できないという不思議な言訳を三度ほど聞きましたが、加害者側と何らかの約束があるのかもしれません。